どうも、マルタです。
今回は「いぬやしき」のネタバレとあらすじについて解説していきます。
いぬやしきは累計発行部数200万部を突破する奥浩哉さんの人気漫画です。
アニメ化されただけでなく、4月20日に映画「いぬやしき」も全国ロードショーされる予定です。
かなりの人気ですね。
※木梨憲武(役:犬屋敷壱郎)と佐藤健(役:獅子神 皓)が主演する映画「いぬやしき」の予告はコチラです。
作者の奥浩哉さんは前作では、有名な「GANTZ」を執筆していました。
ですので、今回の「いぬやしき」はGANTZの血を色濃く引き継いでいるなと感じます。
今回は、大人気漫画「いぬやしき」のあらすじとネタバレを解説していきます。
いぬやしきのキャラクター
いぬやしきに出てくるメインキャラクターの紹介です。
58歳でサラリーマン、犬屋敷家の父娘の友人には「おじいちゃん?」といわれるほど老けていて、家族からの信頼は薄い。この作品の主人公であり、余命3ヶ月(←え?)
犬屋敷壱郎の妻。
夫婦仲は冷めている。
犬屋敷壱郎の娘。
獅子神と安堂とは同じクラス男子生徒に噂されるぐらいの美人。
犬屋敷壱郎の息子。
学校でカツアゲを食らっている。
根暗な感じのキャラ。
犬屋敷の娘・麻理と高校のクラスメイト
後々の悪役。個人的に、かの有名な主人公「夜◯月」に似ていると思う。
獅子神と幼馴染でクラスメイト
獅子神の悪行を犬屋敷とともに止めようとする
いぬやしき家は相当冷え切ってます(笑)
主人公が可哀そう過ぎて最初は何も言えません。
いぬやしきのあらすじ
真面目な性格の犬屋敷壱郎は、毎日と変わらないようなサラリーマン生活を送っていました。
しかし、全身にガンが転移していて、余命3ヶ月であることを告げられます。
絶望に暮れた壱郎はある日公園に向かうと、突然謎の現象が起きます。
それ以来、超人的なパワーを身につけた壱郎。
しかし、それと同時に同じ超人的パワーを身につけた人物がもう一人、それが「獅子神皓(ししがみひろ)」でした。
獅子神は悪行に、そのパワーを使い始めます。
それを知った犬屋敷は正義のために、壱郎は困っている人を、獅子神の悪行を食い止めるために立ち上がるのでした。
いぬやしき ネタバレ
以下ネタバレですので、ご注意ください。
きっかけ
犬屋敷一家の父、犬屋敷壱郎はサラリーマンとして頑張っていました。
朝から満員電車に乗り、会社では怒鳴られながらも、真面目にコツコツ仕事に打ち込みます。
その努力が積み重なって、家族の為に新しい家を購入するのですが、「ありがとう」の一言もありません。
というか家庭内が冷え切っていて、壱郎は家族からの信頼はほぼありません。(原因は不明です)
残念に思っていると、追い打ちをかけるように全身にガンが転移していて、余命3ヶ月であることを告げられます。
ガンの話を家族にしようとするも、家族は一向に壱郎の話を聞きません。
寂しさを紛らわすために、柴犬を買うのですが、耐えきれなくなり号泣。
虚しさを晴らすために公園に向かうのでした。
すると、突然謎の光が!
目が覚めると、自分が機械の体になっていることが判明しました。
普通に見ると人間の姿なのですが、体からジェット機が出てきて空を飛ぶことができたり、超人的なパワーと頑丈な体を手に入れることができるようになりました。
また、遠くの人の声を聞けるようになり、触った箇所を治癒する能力も手に入れます。
背中からはミサイルを乱射できるなど、ハチャメチャなおっさんが誕生しました(笑)
正義
壱郎はこの力を使って、困っている人を救おうと決めます。
※ちなみに機械になって、ガンなんかではくたばらない体になっています。もはやチートです。
困っている人がいれば、そこに向かい人助けをします。
怪我している人がいれば、かけつけて怪我の治癒をします。
壱郎は、手をかざすだけで怪我を治癒できます。止まりかけの心臓も蘇生させることができます。(ただし、止まってしまった心臓の蘇生は不可。要は、死者蘇生は使えない)
かけつけるスピードもジェット機で空を飛べるので、目的地まですぐに向かえます。
※「ヒーローは劣悪な環境から生まれる」という言葉がありますが、今回はワケが違います。
余命3ヶ月のおっさんがスーパーヒーローになったところで、めでたしとはなりません。
ここで、壱郎の敵となる「獅子神」が現れます。
展開
獅子神は壱郎とは対象的で高校生です。
特にやりたいこともなく、野心などもない学生なのですが、恐るべきパワーを手に入れることで、様々な悪行に手を出していきます。
無差別に街中の人達の命を奪っていきます。
あたかもゲーム感覚でやっているため、残酷でしかありません。
獅子神は電波を使って「日本中の人間を全て消す」と宣戦布告します。
獅子神はスマートフォンやテレビなど、画面越しからでも人の命を奪うことができるのです。
もはや、ありえない非道さです。
そんな中、安藤(獅子神のクラスメイト)は壱郎にコンタクトを取ります。
「獅子神が悪行を止めてほしい」と壱郎にお願いするのでした。
引き受けた壱郎は、遂に獅子神は対峙します。
壱郎と獅子神の超能力バトルは圧巻です。
空飛びながら、ミサイルを撃ち合いながら、お互いのどちらかが再起不能になるまで戦い続けます。
しかし、その時でした。
飛行機が東京都庁に激突します。
※獅子神は飛んでいる飛行機を操作して、墜落させました。
その日は、たまたま東京都庁に娘、犬屋敷麻理(いぬやしき まり)がいました。
娘の声を聞きつけ、壱郎は都庁に向かうのでした。
※壱郎は遠くの人の声を聞くことができます。
結末
壱郎は獅子神を倒し、娘を助けることに成功します。
※獅子神はまだ生きていて、再起不能になっているだけ。
それ以降、平和な暮らしが戻ります。
東京都庁の事件以来、家族に壱郎がロボットだと知られてしまいますが、「命の恩人」のため、家庭は温かみに包まれます。
以前の冷めきった関係はなくなり、家庭内でも会話が行き交うようになります。
しかし、ここで信じられないニュースが流れます。
「地球に隕石が接近していて、このままだと3日で地球が滅びる」という内容でした。
この隕石を食い止めねば!と立ち上がったのが、犬屋敷壱郎でした。
そして、そこに協力してくれるのが、悪行を働いていた獅子神です。
2人は隕石を食い止めようとしますが、ビクともしません。
2人は最後の手段に出るのでした。
それは、「自爆」することでした。
「自爆して隕石の起動を変える」という作戦を提案します。
獅子神は自分では自爆スイッチが押せないため、壱郎に押すようにお願いするのでした。
※以前の壱郎とのバトルで獅子神は両腕を失っていました。
獅子神は自爆。
隕石は粉々に破壊され、壱郎はこれで安心だと地球に戻ろうと思っていました。
しかし、隕石は破壊しきれず地球に向かって突き進んでいた。
最後の最後の手段、壱郎が自爆することを決意しました。
これで爆破すれば、隕石の軌道を完全に変え、地球は救われるというデータが壱郎の脳内で計算されます。
最後、家族一人一人の顔を思い浮かべながら、壱郎は自身の自爆スイッチを押し、隕石共々粉々にしたのでした。
犬屋敷一家は、空の爆発の光を見ながら涙を流すのでした。
こうして地球は救われました。
犬屋敷家は壱郎を失った悲しみに暮れながらも、力強く日々を生きるのでした。
感想 まとめ
いかがだったでしょうか。
「いぬやしき」の内容をまとめると、
- 冷え切った家庭の冴えないお父さん
- 余命3ヶ月の絶望
- ある日突然、機械になり、人助けを始める
- 獅子神が暴走する
- 壱郎と獅子神のバトル
- 家庭が円満に
- 地球を守るために2人が犠牲に
という流れで、まるでアルマゲドンを思い出しますね。
いぬやしきはかなりインパクトがある漫画です。
表紙がおじいさんで「このおじいちゃんが主人公?どんな話よ?」と思っていました。
最初の30ページぐらいね、ホントに悲しい話だと思っていたのですが、急にヒーロー漫画になるという(笑)
展開が急すぎて、さすがGANTZの作者だなと思いました。
漫画いぬやしきはコミック全10巻で完結しているので、今からでもサクッと読める漫画です。
ぜひ、読んでみて下さい。
コメントを残す